アリオン 全5巻 安彦良和
ゼウスは父クロノスを殺して王位についたものの、ゼウスも父や祖父同様、子供に殺されるというプロメテウスの予言により、病的なまでにおびえている。ポセイドンとデメテルの子、アリオンは、冥府の王ハデスの奸計により冥府へと連れ去られて行く。冥府にて成長したアリオンは、その後、父であるポセイドンの軍に加わることとなる。後にその運動能力により、ポセイドンと敵対していたパラス・アテナ・アレース・アポロンなどに警戒され、危機に陥る。しかし、獅子の面をかぶった正体不明の男(黒の獅子王)やヘラクレス、テュポーン、リュカオーンなどに助けられ、次第に成長していく。

漫画をペンではなく筆で描くのが特徴らしい。

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