「専門病院へ搬送怠る」と医師に賠償命令 福岡地裁 [朝日新聞]
2006年2月4日 日常 コメント (2)2006年02月03日12時49分
福岡市の女性(当時24)が入院した3日後に急性白血病で死亡したのは、医師が直ちに専門病院に転院させなかったためだとして、遺族が福岡市早良区の医療法人盛和会神代医院を相手取り、約9680万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、福岡地裁であった。一志泰滋裁判長は「直ちに転院させていれば、3日後に死亡することはなかった」として、医院側に660万円の支払いを命じた。判決によると、女性は02年1月4日午前、高熱が続いたため神代医院で受診しそのまま入院した。医師は白血病の疑いがあると思い、血液検査を検査機関に依頼。午後3時半にファクスで回答が寄せられたにもかかわらず、夜まで見過ごしたうえ、同日が金曜であったことから、転院は週明けの7日と判断。女性は7日未明、急性白血病による脳出血で死亡した。一志裁判長は「医師が検査結果のファクスに直ちに気づけば診療時間中の専門病院への転院は可能だった」として、医師の過失と死亡との因果関係を認定。ただ「女性の病状は相当悪化しており、回復したとは認められない」として、その分は損害とは認めなかった。
http://www.asahi.com/national/update/0203/SEB200602030007.html?ref=rss
それ以前に専門医院の受け入れ時間に制限があることに問題があるのでは?
しかも、660万円の支払いって、微妙。金額の内訳が知りたい。
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コメント
ぜひとも、この事件について、あなたが知っている情報を教えてください。情報に対するコメントを追記いたします。(申し訳ありませんが、新聞記者の方ほどキチンと調べる能力はないです。)