http://www.sankei.co.jp/news/060106/sha051.htm
骨折部分、患者自身の骨でねじ 島根大教授ら開発
 骨折部分を止めるねじを、患者自身の骨から作る方法を内尾祐司(うちお・ゆうじ)島根大教授(整形外科)らと精密機械製造「ナノ」(東京)が開発した。従来使っていた金属ねじは1本約10万円と高価で、取り出すため再手術が必要。セラミック製の人工骨は大部分が体内に残留する。骨のねじはこうした問題点を克服、患者の負担が少なく費用も安くなるのではないかという。内尾教授によると、手首など関節の小さな骨折を想定。骨折部位付近からピーナツ大の骨を採取し、独自開発した機械でねじに加工、折れた骨を固定する。骨の中に再生能力を持つタンパク質があり、このねじを差し込んだ場所で骨折部位と一体化するという。ブタやウサギの実験で効果があると確かめた。06年度中に臨床試験を始める予定。ねじは必要に応じ直径1―5ミリのものができる。ただ強度の関係で、大腿(だいたい)骨など大きな骨に使うのは難しいという。ナノの村中克行(むらなか・かつゆき)研究員は「骨の加工は初めての試みで強度を保つのに苦労した。加工機械は狭い手術室にも置ける大きさにした」と話した。(共同)(01/06 16:52)

骨セメントで作ったらどうなんだろ?

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